年頭に当たり                  2012年元旦

昨年は東北を未曽有の大震災が襲い、多くの犠牲者を出しました。そして、後を引くように原発事故も起こり、未だに不安の日々を送る方も多いというのが現実です。震災の起きたころは毎日のようにTVは同じ宣伝が流れ、日本中で計画停電や、節電の取り組みがされました。 あれからはや、9ヶ月が経ちましたがまだまだ本当の意味での再建はこれからであると感じる今日この頃です。
そんな暗いニュースが日本中に流れる中、一方ではなでしこジャパンの活躍で女子サッカーがワールドカップで金メダルを獲得するといった明るく日本を活気づけてくれる話題もありました。ふさぎこんでいる私たちを見事に晴れ晴れとした気持ちにしてくれたさわやかな日本女子チームに感謝したいです。

調布市剣道連盟各団体の活動も計画停電等で制約された時間が多かったようです。そんな中でも指導者の先生方を中心に子どもたちは大きな声を出し、精一杯竹刀を振ったことと思います。やはり元気の源は大きな声を出し、体を動かし、先生や友達と剣をまじえることだなと痛感しました。

さて、昨年はお陰様をもちまして、調布市剣道連盟の行事を滞りなく終えることができました。試合としては調布市剣道大会、近藤勇杯、調布市民体育祭という3つの大きな大会を終えましたが、反省点としては審判の技量の向上があげられます。 有効打突の見逃しや、審判としての所作ふるまい等に課題があり、今年も審判研修等で一人ひとりが昨年の自分自身より向上するように努めてもらいたいと思います。 第53回全日本剣道選手権大会演武「木刀による基本技稽古法」調布市剣道連盟
そしてなんといっても印象に残っていることは、11月3日の全日本剣道選手権公開演武「木刀による剣道基本技稽古法」に調布市剣道連盟の少年・少女28名が出場したことです。当日までの準備は並々ならぬものでした。各団体から選ばれた子どもたちであるため、稽古場所を確保し、技の稽古はもちろんのこと、出入りや発声、その他着装にいたるまで事細かな点まで合わせることが必要でした。 しかし見事に仕上げることができました。これも、箕輪先生を中心に、ご協力くださった保護者の方のお陰であると感謝しております。そして当日、28名の少年少女は素晴らしい演武を披露しました。ご覧になっていた諸先生方からは「出入りが素晴らしかった。」「ぴったり合っており、寸分の狂いもなかった。」「大きな声で元気いっぱい打ちこんでいた。」等々のおほめの言葉を数多く頂戴しました。全日本剣道選手権という晴れの舞台での演武は子どもたちにとって一生の宝になったと思います。

このように調布市剣道連盟の躍進は昨年にましてますます目覚ましいものがあり今年も大いに期待できるでしょう。各団体代表者の方におかれましては昨年同様、常任理事会等の代表者会議で連携を密にとり共通理解をしながら運営にお力を頂戴できれば幸いに存じます。よろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、今年も皆様が幸せにそして健康に気持ちよく稽古できるよう祈念しまして年頭のご挨拶にかえさせていただきます。

調布市剣道連盟 会長 長田克巳